列強(れっきょう)とは、主に明治初期から第二次世界大戦頃まで、軍事力によって、または政治・経済力で周りの国々に強い影響力を持っていた強国 のことである。
現在、広く「強大な国々」を指しても使われるが、帝国主義を暗示するので、単に大国などといわれることが多い。援用としてあるスポーツにおける強豪国を「列強」と呼ぶこともあり、例えばサッカーではFIFAワールドカップの常連で優勝回数の多い強豪国の代表チーム(ブラジル代表、イタリア代表、ドイツ代表など)を指して「列強」という表現が見られる。
列強の共通点として植民地主義、帝国主義を奉じていたことなどがあげられる。潜在的には18世紀頃から存在しており、比喩的に17世紀の強国に用いられることもある。
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19世紀初頭のナポレオン戦争後のウィーン体制による五大国(神聖同盟)によって強く意識されるようになった。すべて西洋の大国である。
20世紀初頭の日露戦争終結後から第一次世界大戦の間ごろまでにアメリカ合衆国とアジアから唯一、大日本帝国も列強となった。また、逆にオーストリア=ハンガリー帝国は第一次世界大戦の結果崩壊した。第一次世界大戦後は、ドイツとソ連が国内の混乱により国力が低下し、列強から脱落したと見られ、残りの列強(米英仏伊日)が五大国と呼ばれるようになった。